今年のフェスの写真、全部ここで観られます。
僕が運営しているFestival Junkieの天才カメラマンAi matuuRaによるフェスフォトコレクション。まだまだ下記のFlickr上に追加していきますので、たまに覗いてみてください。Ai matuuRa以外のカメラマンが撮影した写真も随時公開していきますので、お楽しみに。これを観て海外フェスの雰囲気を楽しんでみてください。
【Qetic掲載】海外フェスファッション 雨上がりお洒落さん特集
「ちゃんと時間をかけてお洒落を楽しんでいるか」という視点においては海外フェス参加者より日本のフェス参加者の方が上回っているかもしれない。機能性とデザインの優れたゴアテックスを準備して、濡れても大丈夫なように着替えも鞄に入れておいて・・・みたいな。もちろんそれを否定する気はないが、昨今雨が降ったら皆同じようなアウトドアマンとかヤマガールみたいな格好になることに僕はがっくりしたりします。皆と同じような格好をせずに、誰かのマーケティングに翻弄されず、フェスに来たときくらい、もっと自由にファッション楽しんでいいんじゃない?と思う訳ですよ。
【画像】悪天候も気にしない? 海外フェス雨ファッション事情 | Qetic - 時代に口髭を生やすウェブマガジン “けてぃっく”
ドーバストリートマーケット10周年でファレルを取材した
少し前のことになってしまうけれど、僕にとってとてもターニングポイントだったので記録に残しておきたい。今月1日に(もう一ヶ月弱も前のことなのか)ロンドンのドーバーストリートマーケットが10周年を記念してリニューアルオープンした。fashionsnap.comさんから依頼を頂いて、リニューアル当日に店内を取材することができた。ロンドンに初めて来たときに足を運んだお店のうちの一つだし、たまに覗きに行くお店なわけだが、こうやって仕事で足を運ぶというのは何だか不思議な感じ。しかも今年何かと縁のあるファレルとも再会することができて、とても楽しい取材になった。取材終了後数時間で全て納品というスケジュールだったが、ドーバーのスタッフの方やカメラマンの協力もあり無事終了。さらに素敵な出会いもあり、これからまたロンドンで面白いことができる予感がしたそんな1日だった。ロンドンにお越しの際はDSMLへ是非。
トピックス | ファレルも祝福 英ドーバー ストリート マーケットが10周年リニューアルオープン | Fashionsnap.com
【SNACK LONDON #4】レディングフェス会場でラジオ収録しました
第4回を迎える事ができました、SNACK LONDON。今回はレディングフェスティバルの会場からフェスの様子をお届けしています。お楽しみください。
SNACKLONDON #4 【レディングフェスティバル】 - YouTube
【本日の1曲】
The Hives - Tick Tick Boom - YouTube
【過去放送】
SNACK LONDON #1 【リバティーンズ復活ライブ】 - YouTube
SNACK LONDON #2 【英国フェス事情】 - YouTube
SNACK LONDON #3 【海外フェス行き方HOW TO】 - YouTube
SNACKLONDON #4 【レディングフェスティバル】 - YouTube
Grimm Grimmレコ発ライブ@cafe OTO
書くという仕事をしているとつい記録した気持ちになってしまうので、自分のブログというものを疎かにしがちである。なんたって前の更新は一ヶ月前。フェスシーズンも終了したので、ちゃんと更新していこうと思います。秋から冬にかけてはクラブやライブなどフェスシーズン中には参加できなかったイベントや場所に出かけていきたいと思います。ついでに夏に行ったところもちらちら書いてきたいと思います。
見えない狂気、Grimm Grimmをロンドンで目撃した
というわけで昨日行ってきたのは「Grimm Grimm」のレコ発ライブ@cafe OTO。「Grimm Grimm」はロンドンをベースに活動する日本人Koichi Yamanohaによるソロプロジェクト。ジャンルで区分するのは難しいのだけど、アシッドフォークとかサイケフォークみたいな言葉が割としっくりくる。初見では青森のひろやーと似た印象を受けたけど、もう少し繊細な印象を持った。ひろやーが「見える狂気」なら、彼は「見えない狂気」が武器だと形容できるかもしれない。ライブにはBO NINGENのメンバーがサポートに入るなど、これからのロンドンでフォローしておかなければならない存在であることは間違いない。コラボしているからとかではなくて、BO NINGENの音源を聴くときとある同じ感覚を受けた。それはやはり「同じ時代(世代)に日本で生きて、同じような外国の音楽、日本の音楽を聴いてきたからこそ出せる音」だということ。そしてテクニック云々ではなくて「曲をかける天才」というのはたまに存在するということ。
ライブが終わってからずっと「Kazaga Fuitara Sayonara」をリピートして聴き続けている。モヤっとしたロンドンの秋の天気にこんなにしっくりくる音楽なんて今この瞬間においてはこの曲しかないのではないかと思う。9月はライブが続くようなので、できる限り足を運んでみようと思う。
http://www.grimmgrimm.com/
本日遊びにいってきたカフェオトは東ロンドンダルストンにあるカフェ。昼間はカフェだが夜にはバー&ライブスペースに。オーナー(奥様)が日本人らしく日本のアーティストも多くここでライブをしている。カウンターには灰野敬二のポスターが貼られている。ついこないだもchibo mattやオノヨーコなんかがここでライブをしていた。よく行くカフェのうちのひとつ。ロンドンにお越しの際は是非。
【SNACK LONDON #2】 海外フェス事情〜チケットの買い方・行き方〜
DJの深町絵里さんと共にお届けしているスナックロンドンの第二回目の放送です。カムデンにあるある和食屋からの放送だったのですが、路行く人が絡んで来たり、物分かりの悪い店員が何度も収録・撮影中に遮ってこられたりとなかなかグダグダになってしまいました。いきなり外で撮影していたことはこちらとしても申し訳ないけれど、他にもちょっと残念な接客が目立ちました。何度か行ったことのあるお店なのですが、数回連続で店員さんの態度がアレだったので、この和食屋にはもう行きません。味はそこそこだけれど、この日も無駄に高かったし、僕の音楽関係の知り合いが二倍の金額を請求されたらしく「SNEAKY JAPANESE」と揶揄されてしまったので。脱線してしまいましたが、内容としては【海外フェス事情】ということで海外フェスのチケットの取り方や交通手段などの役に立つ情報を話したつもりです。
というわけで、ロンドンからお届けする音楽系ゆるふわラジオショーお楽しみあれ〜!
スナックロンドン@Delancey Street Camden town
SNACK LONDON #2 【英国フェス事情】 - YouTube
今日の1曲はレディングフェスでもトリを飾った・・・
Arctic Monkeys - R U Mine? - YouTube
@Delancey Street Camden town LONDON
英国屈指の良質フェス、Bestival(ベスティバル)の行き方&ハプニング
イングランド南部のワイト島で開催されるベスティバル。ワイト島フェスも同じ行き方なのですが、僕が参加したUKフェスの中でもこのワイト島行きが最もトラブルが多かったので、ちょっとベスティバルでも事件をまとめてみました。ちなみにロンドンからワイト島への行き方(ベスティバル、ワイト島フェス共通)としては、以下の5通り。
①ロンドンからバスで直接会場へ
→おそらく一番楽。でもすぐ売り切れる
②ロンドンからポーツマスサウスシーからホバークラフトでライドへ→今回コレ
→ホバークラフトは10分くらい。席数がフェリーより少ない
③ロンドンからポーツマス(サウスシーからもう一駅)からフェリーでライドへ
→フェリーが3,40分かかる。
④ロンドンからサンサンプトンからフェリーでカウスへ
→フェリーが一時間くらいかかる。but空いてる。
⑤ロンドンから車
→橋がないので結局フェリーに乗る
という感じなのですが、とりあえず今回はGoogle Mapでトップに出て来た②を選択することに。前回のワイト島の際は④を選択。島に着いてからはシャトルバスがどこからでもあるorなくてもフェス客がたくさんいるので乗り合いタクシーでも安上がり。というわけで愛するBECKを巡る珍道中をお楽しみあれ。
ロンドンは、ウォータルー駅からポーツマス行きに乗り込み一時間半。往復38ポンド。 pic.twitter.com/SHSNKRoHwj
— つだみるく (@nekomeguro_UK) 2014, 9月 4
電車に揺られ南へ。ポーツマス サウスシー駅にて下車 #bestival pic.twitter.com/2Ez8cup65T
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
ポーツマスサウスシー駅を降りて右に100m進んだところにバス停。1.6ポンド。ここから10分程度バスにゆられて、ポーツマスのホバークラフト乗り場へ。 pic.twitter.com/HjIN4eevN9
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
はい、ここで大事件発生。ホバークラフト乗り場に着くと、この行列。もう本日分のチケットは売り切れとのこと。島に行けるのか、俺。#bestival2014 pic.twitter.com/2ScNANwXsZ
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
選択肢は三つ。ベックを諦めてロンドンまで帰るか、サウスサンプトンまで一時間移動して、別のフェリーから島に入るか、スタッフににゃんにゃんするか。 pic.twitter.com/gP3w4fZpNc
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
そもそもホバークラフトのチケットを買ってなかったのは、春のワイト島フェスのときは一切並ばなかったし、到着時間が曖昧だったので。オーマイガーと叫んでるイギリス人が多数。#bestival pic.twitter.com/aHQHrB27yL
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
でも海外フェスにて幾度のトラブルを乗り越えてきた猫ちゃんは、こうゆうときの必殺技を身につけたのだ、この一年で。#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
とにかく色んなスタッフに話しかけて世間話をしまくる。さりげなく一人くらい乗れるんちゃう?とゆうてみる。諦めて帰ったり、そこで飲み始めるイギリス人を横目にとにかく根回し交渉しまくる。そして10人目くらいで、おれの権限で何とかするわ的な偉い人に当たる。#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
そいつが受付で交渉してくれて、じゃあ最終の22時なら1席準備してやると。言ってみるもんだな。でもおっさんBECKが22時スタートやねん。ここから最速でも船とバス乗り継いて一時間かかるやん、ベックみられへんやん!あかんあかん、それはあかん!#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
うーん、困ったなー。今7時半。22時まで待つとかそんな律儀なやり方でサバイブしても楽しくない。こっちは人生かけて移住してフェスライターやってんだよ。友達と遊ぶためにフェスきてるんじゃないんだぜ。#bestival pic.twitter.com/6vbQOWTy9x
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
わたしは、日本代表として、これから海外フェスにもっと日本人が来て遊ぶ時代を夢見て幾多のフェスに潜入してきた、いわばパイオニアなのである。なめんなよ、余暇でフェスに行ってるんじゃない。フェスオーディエンスのプロフェッショナルなのである(と自分を奮い立たせてみる)#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
でも多分奇跡おこるはずなんだよな。おれもってるから。キリッ#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
そうです、今回もでっかいバックパック背負って一人フェスですよ。四日間一人野宿スタイルですよ。外国人に囲まれて、ええ、そりゃあもう、さみし、くなんかないですよ。#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
今年のイギリスのフェス締めで、しくじってたまるか!何としても間に合わせるぞベック!こないだラジオでも話してLoser流したけど、高校のときのアドレスがso why dont you kill meだったんだよ。といいつつも、まだ焦ってない自分がいる。超絶楽観主義#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
22時のチケットもっててもなぁ。#bestival pic.twitter.com/qur9HYl7Iv
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
やっぱりおれ運いいんだよなぁ。多分乗れる。ボスのおじさんがふわっと入れてくれた。22時のチケットなのに、二時間以上後のチケットなのに笑 リストバンドに感動したらしい。内緒なって。#bestival pic.twitter.com/dINdsDecG8
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
一旦電波と電池がないので、このへんで。とりあえずまだ第一段階クリアしたところ。#bestival pic.twitter.com/c1lwiw9xIe
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
BECKまで二時間。果たして間に合うのか!よくを言うなら、2130のコレスポンデンツから見たい。船、バス、チケット引き換え、テント、そして雨。持ち前の運で乗り切ります。何事も諦めない気持ちが大事。#bestival
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 4, 2014
あれからスムーズにスムーズが重なる奇跡を経て、何とかBECKを観れました。思い入れがありすぎるルーザーを憧れのワイト島で聴いて男泣き。写真等はフェスティバルジャンキーにも早速UPしてますので、こちらも是非。#bestival
https://t.co/0RDUtyUDNA
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 5, 2014
BECKのおかげで最高の気持ちのまま、テントで寝ます。野宿も今年最後かしら。#bestival pic.twitter.com/B1PSFjfnLm
— つだみるく (@nekomeguro_UK) September 5, 2014