【SPOT】レコード屋巡り＠ロンドン〜Portobello Rd編〜

年明けで時間があったので、夕方からレコード屋巡りに。今回はマーケットで有名なPortobello Rd編。最寄り駅はHammarsmith city line（ピンク）もしくはCircle line（黄）のLadbroke Grove駅。Notting Hill Gate駅からだと少し歩くけれど、週末ならマーケットが開催されているのでゆっくり歩きながら訪れてみるのもあり。本日の目当ては「Rough Trade」と「Honest Jons Records」。ネット上には他にもいくつかレコード屋があると紹介されているものもあるが、「Intoxica」「Stand Out/Minus Zero」は閉店しているので訪れる際は注意。ただ週末にはたくさんのお店（フリマ）が開かれており、爆音で音楽を流してレコードやCDを売っているお店もあるのでそちらもチェックしてみるのも楽しいはず。

 【Rough Trade】

Rough Trade本店。Rough Tradeといえば今はEASTにある店舗の方が有名だけれど、こちらの方がこじんまりしていて、古き良きレコード屋という感じ。ジャンルはオールジャンル。入店時のBGMは「Shake it out/Florence+The Machines」。在庫はEASTには劣るがじっくりdigると、掘り出し物が見つかるかも。1階はCD、地下はレコードメイン。１階はかわいらしいGirlsが和気あいあいと接客しているが、地下はいかにもな店員がいかにもな雰囲気で盤をチェックしているので試聴するには少し勇気が必要かも。ロンドンに来たらEASTだけでなくこちらのRough Tradeも来訪価値あり。ちなみに地図検索するとこの近くにあるRough Tradeの事務所的なところも引っかかるので注意。こちらは店舗ではないので行ってもレコードは買えないはず。（一度間違えて目の前まで行ったことがあり困惑。詳細地図は後でリンクを貼るのでそちらを参照してください） 

 【Honest Jons Records】

個人的にロンドンで一番雰囲気が好きなレコード屋。店内のBGMの選曲・音響も個人的に好み。ジャンルはソウル、ジャズ、レゲエが中心。流れていたのは「A tribe called quest」とか「Black Ivory」。スタッフが矢継ぎ早に流す曲を変えくるのでついつい長居してしまう。JazzySportのブログにも以前登場していた記憶があったので、日本の音源もあるのかと尋ねてみると「Of course」と。棚を見てみると「俺が居る/三上寛」を発見。さらに「日活ロマンポルノの世界」というタイトルのCDも。どんな人が買うんだろうなあなんて思いつつ。あとこの店舗のサイトで紹介される音源がなかなかマニアックで勉強になる。こちらも是非チェック。「ryo takematsu」もここで紹介されていて驚き。ロンドンに来たら絶対行くべきレコ屋。

２店舗寄った後で道を歩いていると、路上でレコードを売っているお店を発見。店舗の写真を撮りながら、流れている曲をShazamでチェックしていたら店員がこっちをガン見。「あ、写真NG？怒られる？」と思ったら「そんな機械使ってないで、おれに何でも聴けよ。」と。「これはかなりレアなMIXでラスト１枚。欲しかったら安くするぜ。あと金曜はここでやってるけど、土曜は近くのBridgeの下でやってるからまた来いよ。赤いテントが目印だ。」とかなり気さくなおっちゃんで安心。（結局買わなかったけど）あとこの近くのMau Mau Barというbarではライブがほぼ毎日（？）観られることに加えて、スタッフのうちの一人がイケメン日本人。こちらでバンドをやっているようで、ロンドンの音楽事情を色々と教えてもらえるはず。Portobello Rdに寄った際はこちらも是非。

各店舗の地図はこちらをチェック。