【SPOT】british music experience@North Greenwich
先月Two Door Cinema Club@O2ArenaのGIGに行った際に何だか面白そうなミュージアムを発見して気になっていたのだが、わざわざGIGがないのにO2Arena@North Greenwich（センターから３０分程度。住んでいるHammarsmithからだと１時間弱）まで行く気になれず放置していたのだが、正月休みを利用して「british music experience」というミュージアムに行ってきた。音楽関連のミュージアムという存在自体があまり耳にすることもなかったので正直期待していなかったのだが、これが案外楽しめる代物で、是非ロンドンに来たときは立ち寄ってみて欲しい。
先月O2Arenaに来たときはGIG開始ギリギリに来たので会場の外観もあまり細かくチェックできていなかったのだが、よくよくArena周辺を散策してみると、なかなか面白い屋外看板があったり音楽観光スポットとしてもなかなか優秀。まず駅から会場に向かう際に観られるのがこちら。
そしていよいよ屋内へ。入り口正面が02Arena、入り口から右手に進むと小さめのVenueのO2indigo、さらに奥に行くと目当てのbritish music experienceが登場。
チケットは当日券だと13£だがネットで予約（クレジットカード払い）にすると、10£になるので会場前でO2の無料Wi-fiもしくは会場内のスタバでWi-fiをキャッチしてオンライン予約してから入場すると少し節約できる。そして会場に入る前にそのメールを見せると、カード式のかわいいスマートチケットをもらえる。
このbritish music experienceは、「英国のポピュラー・ミュージックがインタラクティブに体験できる、世界でただひとつの音楽博物館」ということで、オフィシャルの説明文としては「Smarticketで英国内のあらゆる音楽ゆかりの地を検索できるインタラクティブ・マップ、ヴァーチャルレコードコレクション、パンク、ライブ・エイド、マージー・ビートやダンスミュージックについて語るシーンを牽引してきたスターたちのインタビュー、伝説のライブを実際に見た観客など、自分の趣味にあった音楽体験をテイラーメイドできます。MyBMEライブラリーにおいて、BMEで行ったレコーディングや興味のあるジャンルにアクセスし、音楽史の旅を見学後もさらに続けられます。」というもの。（なんだかよく分からないので公式動画を添付）
British Music Experience SIZZLE! - YouTube
とにかく先ほどゲットしたスマートチケットがなかなかの優れもので、とても面白い仕組みになっている。このカードに書いてある番号を公式HPに登録すると、ミュージアム内のアトラクションや閲覧コンテンツの結果や続きが後で確認できる。Gibsonが提供している楽器演奏ができるスペースで録音した音源チェックができたり、画面に合わせてダンスをする機械があり、そこで撮られた動画が閲覧できたり、自分が見て回ったコンテンツをHPにてさらに詳細に確認することも可能。ただしこのミュージアム内は撮影が厳禁なのであまり現場の様子を伝えることができないのが残念だが、ビートルズ、ストーンズ、クイーン、デヴィッドボウイ、ピストルズ、オアシス、ブラー、エイミーワインハウスといったイギリスが生んだスターの縁のアイテムなども間近で閲覧することができる。10£のもとは確実に取れるはず。遠くてなかなか足が向かないという方は世界の中心であるGreenwich天文台に観光してから訪れるなり、何かのライブに合わせて訪れるなりして、英国滞在中に一度は体験してほしい施設である。興味があればこの"天国への階段"を上ってみてはいかがだろうか。(こういう演出がいちいちお洒落でニクい。)
ちなみに物販的なものもあって、どこでも買えそうな観光客向けのTシャツやお土産グッズがほぼ大半ではあるが、僕はたまたま数枚だけ残っていたThe Isle of Wight Festivalの復活後10周年のTシャツを発見し（しかも定価25£が9£に大幅値下げ）、即座に購入。このように運が良ければイギリスのフェスTシャツも安く購入可能なようなので是非チェックしてみてほしい。
というわけで今年のThe Isle of Wight Festivalには常連客のような振る舞いで背中に敬愛するPULPの文字が刻んであるTシャツを着て闊歩してやろうと企んでいる。
Pulp - Common People - Isle of Wight Festival ...
公式サイト（チケット予約）はこちらから。
