LONDON COLUMNING

ロンドンから音楽事情を発信していきます。音楽以外もたまにはね。

【CLUB】 fabricに行って来た 3/29(Sat)

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 取材終わりに台湾人の友達から連絡が入り、イタリア人の彼女が国に帰っちゃうそうなので今日はクラブに行きたいというので、fabricに行って来ました。fabricはロンドンで最も有名なクラブだ(った)と言われることが多く、現地の熱心なクラバー達に聞くと「最近は観光客も増えたし、昔ほどの勢いがない」なんて皆言うけれど、やっぱりあの「fabric」で自分が踊っていると思うと、興奮しちゃうミーハーな私です、こんばんは。

fabricはめっちゃ綺麗

まずは場所から。fablicはロンドン市内のセンターから電車で東に20分程度のところ。最寄り駅で言うと、 Farringdon駅、Barbican駅。(丁度その2駅の間にあります)近くにナイトバスが止まるバス停があるので、途中に疲れてもバスで脱出することが可能です。あとこれは個人的な感想ですが、初めていったときに感じたことは「思っていたより広くない」「何と言っても清潔」この2つです。広さに関してですが、十分に広いのですが(3ROOMあるわけですし)、初めて行ったときは有名具合からしてバカでかいハコなのかと勝手に想像していましたが、そんなに「バカでかい」というわけではないという印象を受けました。あと何といってもfabricは他のクラブに比べて圧倒的に清潔な気がします。飲み物を片すスタッフも多く、清掃が行き届いており統制が取れていることがすぐ伝わってきます。またエントランスのチェックはイベントにもよりますが、ごく普通程度。パスポートさえちゃんと提示すればスムーズに入場できます。fabricは経験上比較的緩い印象がありますが、パスポートのコピーだと入れないクラブも存在します。もちろんロンドン中のクラブがそうというわけではないですが、ある程度ちゃんとしたクラブはコピーだととりあえず一旦「ん?」てなります。「今日忘れちゃった!まじごめん!見逃して!」で入られるときもあれば、断固拒否のパターンもあるので、念には念をということでクラブに遊びに行く際はパスポートの持参をお忘れなく。ちなみにMinstry of sound(ここもロンドンで有名なクラブ)で一度パスポートのコピーで入れなかったことがありました。(入れた日もありましたが)というわけで、「今日はどのハコでもいいや〜」の日はコピーだけ持っておいて、入られなかったら他に移動する。「どうしてもこのイベントに行きたい」の日はパスポート原本を持っておいた方が無難だと思います。あとfabricは入場するのにかなりの時間がかかることもあるので、お目当てのDJより少し早め来場することをオススメします。あ、本日の入場料は20£。3500円くらいでした。円安じゃなければなあ。

fabricの中ってこんな感じ!

それではまだfabricに遊びに行ったことのない方のために中の様子を少しご紹介します。(画像が汚くてすみません)

まず入場してすぐCDが買える自販機があります。コンピ等が買えます。

http://instagram.com/p/mLT9xnhXgU/

とりあえずバーでガソリンを注入

http://instagram.com/p/mLT7O7BXgQ/

こんな紙があちこちに。(ロンドンでは驚くほどiPhoneが盗まれます)

http://instagram.com/p/mLT5n4BXgK/

 ROOM:1メインフロアのメイン時間です。カオス。

http://instagram.com/p/mLTlQQhXva/

ROOM2:こっちにも人が大量に。

http://instagram.com/p/mLTuHthXvt/

もちろん煙草は外で。(いちいちなんかお洒落に見える)

http://instagram.com/p/mLToWYhXvj/

昨日のラインナップ(メインフロア:ROOM1)はこちら。
ちょっと友人の彼女には退屈だったであろう骨太の音でした。

http://instagram.com/p/mLUMexBXgy/

ちなみにこの画像はfabricアプリのもの。熱心なクラブジャンキーの方はロンドンに来たらまずこのアプリをDLして出演DJをチェックしてください。

ケータイ盗難事情が深刻

最後にクラブに行く際の注意点ですが、持っているスマートフォン(特にiPhone)の盗難に十分注意してください。ちなみにどのれくらい深刻かというと、スタッフのTシャツ(ユニフォーム)の背中に「ケータイ気をつけろよ」と書いてあったり、さらに会場を後にする際にiPhoneを盗んでいないか全身と手荷物をチェックをされます。そして持っている自分のiPhoneの暗証番号を入れてロックを自分で解除できた人間だけが会場を出られます。さらに解除しても何か怪しいとセキュリティに思われてしまうと、「おい、selfie(自撮り写真)見せろ」と言われます。僕は言われたことないですが、昨日も目の前の人が疑われており、「おれは男だから自分なんて撮らねーよ」と最もらしいことで言ってセキュリティと揉めていました。というわけでクラブに行く際には財布はもちろんスマートフォンの盗難にも注意しておくことを忘れずに。「ポケットもあるし私(俺)は大丈夫」と思っている方がほとんどだと思いますが、相手はプロの場合もあります。僕の周りもかなりやられていますが、本当にいつ取られたのか、どうやって取られたのかも分からない程、凄いテクニックを持っているそうです。恐ろしや。あと無駄な疑いをかけられないために、わざわざスマートフォンを2台持ってクラブ行くのはやめておいた方がいいと思います。あと会場を後にするときはどんなに酔っててもスムーズにケータイのロックを解除してください。「家に帰るまでがClubing」なので気持ちよく会場を後にした方がみんなハッピーなので。

それでは皆さん、これからもロンドンの夜を楽しんでください。なんだかんだこの街の夜は世界一最高だと僕は信じています。