LONDON COLUMNING

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カール・バラットの新バンドThe Jackalsを見てきた

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今年の夏はリバティーンズ一色に染まりそうだ。7月5日のロンドン・ハイドパークの公演に続き、スペインで開催される(5月20日発表)fibフェスティバルへの出演も決まった。そんな話題の尽きないリバティーンズであるが、フロントマン、カール・バラットの新バンドThe Jackalsが始動するということで、どんなバンドに仕上がっているのかを確認しに、Old StreetのXOYOという箱へと足を運んだ。会場は中規模の会場で、ライブが始まる10分前には身動きが取れないほど多くの観客が詰めかけていた。観客のタイプは大きく二つに分かれており、「とにかくリバティーンズの曲で暴れたい」4割と「新しいバンドを確認しにきている」6割といった具合。

肝心のライブだが、下記のセットリストを見てもらうと分かる通り、半分以上がリバティーンズやDirty Prety Thingsの曲であった。もちろんそれらの楽曲を演奏したときに会場の一体感は凄い。ただ個人的にはもっと新バンドの曲が聴きたかったというのが正直なところ。はっきり言ってしまうと、そこまで新バンドに対して期待を持っていなかったのだが、何曲か聴いた感じだと割と「大人になったカール」感があったし、レゲエ等の要素も取り入れた骨太なバンドサウンドを鳴らしていたように思う。しっかりとしたバックに支えられて歌うカールも今後観てみたいし、9月に発売予定のアルバムには少しだけ期待を持っておこうと思う。リバティーンズリバティーンズで演ってくれればそれでいい。

ただ一言だけカールに言っておきたいことがある。「あんな色気どうやったらでるんだよ。」

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