【GIG】11/8 JaJaJa Festival :Mum/MEW and more @Roundhouse
ロンドンに引っ越してきてから１週間。早速ライブに行ってきた。
（こちらではライブと言わずにGIGと言わないと伝わらない。さらにライブハウスではなくて、Venueと言わないと「？」という反応をされるので注意。）
記念すべき移住後一発目のGIGだし、ロンドンっぽいものを観ようと思っていたんだけれど、ちょうどTimeOutをチェックしていたらJaJaJa Festivalという北欧音楽のフェス的なイベントがあることを知り、心が大きく傾く。(フェスという単語を見ると何だか行かないといけない気がしてしまう職業病みたいなもの。)
今年のフジロックでBjorkに圧倒されたことと、今年の夏はアイスランド音楽好きのオーストラリア人英会話講師と毎日話していたことが重なり、実は自分の中で空前の北欧ブームが到来していたことも大きく影響し「ロンドンっぽいもの」は、今回は却下。会場もCamdenの近くのChalk Farmだし、Mumは2011年Taicoclub以来観ていなかったし、MEWはよく考えてみると初見だったので、移住後初として問題なしと判断。
さらにたまたまTimeOut限定割引なるものを発見し、TimeOutのWebサイトからチケットを購入すると25£⇒15£に。というわけで即決。しかもチケットをサイトから購入して（クレジットカード決済可能）、そのページをプリントアウトすればOK。日本のライブより簡単。さらにロンドンは一般的にGIG料金が安い。20£（今だと3000円強）くらいで有名なアーティストを大きめの会場で観られるなんてザラ。素晴らしき大英帝国。
フェス自体は金曜と土曜の２日程だったが、とりあえず金曜夜のみ参加してみた。客の入りは良かったし、それぞれのパフォーマンスも素敵だったけれど、北欧音楽への熱はロンドンより日本の方が俄然高い気がした。いや間違いなく高かった。日本で北欧系のアーティストのイベントに行く方が、観客の「北欧押し感」が強い気がした。ロンドンの天気には北欧の音楽がぴったりだと個人的に強く思うけれど、内面的に日本人の持っている鬱屈さのようなものとの相関が高い音楽性なのかもしれないと改めて感じた。まあ個人的な北欧ブームはこの天候と相まって少なくとも次の夏までは続くんだろうななんて考えつつ、一人でしっぽり楽しんできた。
あれ？ライブレポは？って思う方もいるかもしれないが、個人的にこのブログの中でライブの詳細に関して深く書こうとは思っていないので悪しからず。記録媒体というより、情報発信としての価値を重んじていこうと思っているわけなのであります。「そんなイベントあったんだ。どんな曲やったんだ？」という人より、「次そんなのがあったら行きたいな」とか「ロンドン行ったらそういうイベントとか場所に行ってみたい」という人のお役にたてればと。
最後に。このJaJaJaという団体は、毎月ロンドンのTHE LEXINTONというところでイベントをやっているみたいで、北欧好きの方はこちらも是非。http://jajajamusic.com/about/
さらにMumのその日のフル演奏がアップされていたのでこちらも是非ご覧あれ。ちなみにこの映像はRoundhouseに所属するボランティアが制作したらしく、おそらく他のイベントでも、アーティストの許可が出たアクトを撮影して作品として公開しているみたい。これはなかなか面白い試みだなあと。
Múm - Ja Ja Ja Festival - Live at the Roundhouse ...
毎週火曜発行のフリーマガジン。ロンドンについたらとにかく即入手すべし。音楽以外にも様々なカルチャー情報をチェックできる。音楽のコーナーは８P程度だが近く開催されるGIG情報が載っている＋無料になったのでかなり有効。（つい最近までロンドンに来たときはわざわざ購入していた。）火曜に主要な駅などで配布している。ホテルなどに常時設置していることも多い。入手できなかった場合はHPをチェック。直前のイベントの割引情報などもたまにゲットできる。
Northern line（黒色）のCameden Townの次の駅（Chalk Farm）にある老舗ライブハウス（Venue）のRound House。Chalk Farm駅から降りるとすぐ向かいに、円形の建物が目につくので迷うことはないはず。劇場兼ライブハウスなので、いくつかのフロアに分かれている。メインステージのキャパはstanding:3300席、二階のseat:1700席と大きめだが、中にいるともう少し狭い印象。どこにいても音は良い。2014年3月にはBaby ShamblesやFranz Ferdinandがここでライブ予定。
